運よく保育園に入園できて、なんとか毎日仕事をしているけどキツすぎ…正直いっぱいいっぱい。どうにかうまくやれないかな。
産後、職場に復帰した人は、ほとんどそういった悩みを持つのではないでしょうか。
仕事と育児を両立するにはきつい原因を究明しながら、負担を軽減するコツを掴むことが大切です。
今回は私の実体験に基づいて、産後に仕事と育児を両立する工夫を紹介します。
育児と仕事の両立がきついと思っているママは多い
育休から職場復帰して、仕事と育児の両立に慣れてくるまでは結構時間がかかるものです。
慣らし保育の時点で時間がかかったり、慣れてきたと思ったら子供が保育園でしょっちゅう熱を出して会社を早退しなければならなくなったり…
月齢が低ければ夜泣きの対応に追われたり。
育児と仕事の両立で悩むママは多いです。もちろん、私もその一人でした。
▼これは、息子を保育園に預けだした7ヶ月くらいの時の私の一日のスケジュールです。
5:00 | 息子起床。授乳して再度就寝、母は二度寝 | |
7:00 | 家族起床。息子に朝ご飯を食べさせつつ保育園の準備、合間に自分の支度。 | |
8:00 | 保育園に出発。 | |
8:30 | 保育園到着。母は会社に出発。 | |
9:00 | 始業。メールチェック、事務処理 | |
10:00~17:00 | 外回り。日によって会議あり。 | |
18:00 | 翌日の準備をして就業 | |
18:30 | 息子ピックアップ | |
19:00 | 帰宅。息子食事、合間に自分の食事 | |
19:30 | 息子お風呂。自分も一緒に入っちゃう | |
20:00 | 息子就寝 | |
20:30~翌0:00 | 在宅ワークや翌日の準備を終えて就寝 |
就寝してから多いと2度ほど夜泣き対応をしますが、息子はそんなに夜泣きが多い方ではなかったのがせめてもの救い。
それでも、自分の時間はあまりありませんでした。
息子を寝かした後は、大体疲れて私もすぐ寝ちゃうことも多々ある。慣れてきても体力的にきついものがあるんだよね。
育児と仕事の両立がきつい理由
育児と仕事の両立がきつい理由に 、以下のようなものが挙げられます。
- 自分の時間がなくなる
- そもそも体力的にきつい
- 仕事が思うようにいかない
- 夜中、夜泣きで起こされるので辛い
自分の時間がなくなる、体力的にきついのはもちろんのこと、仕事が思うようにいかないというのも大きな理由の一つだと思います。
特に産前バリバリ働いていたママは、産後復帰してからのギャップに打ちのめされているかもしれません。
私もその一人。産前は広告の営業として毎日夜遅くまで残業して頑張っていましたが、同じポジションに復帰したところまぁ定時には仕事が終わらない。取引先に迷惑をかけることも増え、滅入っていました。
育児と仕事の両立が難しい原因の究明と対処
育児と仕事をうまく両立するためには、きついと思っている原因を究明して、それに対する対処をすることが大切です。
まずは上記に挙げた『育児と仕事がきつい理由』の原因を究明していきましょう。
仕事が忙しすぎる
仕事が忙しすぎるのは、育児と仕事の両立が難しくなるポイントのひとつ。
『忙しすぎる』の目安として、
- 残業が日常的に起こる
- 家に仕事を持ち帰ることが多い
- 終業後も仕事に関する電話がかかってくる
などが挙げられます。
仕事が忙しすぎる場合、働くママとして相応しくないポジションにいる可能性があるので、何かしらの対処が必要です。
働き方を変える
第一に、働き方を変えることです。
あまり忙しくない部署に異動させてもらったり、フルタイムで働いているなら時短にしてもらうなどの交渉をしましょう。
また、そういった交渉に応じてくれない場合には転職を考えることも必要です。
プログラミングスキルがあったり、ウェブデザインができる、ライティングができる、といった何かしらのスキルを持っている場合はフリーランスの働き方に変えるのも一つの手です。
▼転職したいと思ったら。
会社の人たちに理解を求める
ママになって復帰した時点でそもそも前と同じような働き方は不可能なので、会社の人たちにはある程度理解を求めることが大切です。
独身だったり子供がいなければ、ママとして働く人の状況がわからないのも仕方のないこと。
「それくらい察してよ、わかってよ」と思わずに、素直に助けを求めたり相談する姿勢が必要です。
会社の人たちとの関係性を大切にし、相談できるようにしておきましょう。
育児に完璧を求めている
離乳食は絶対に手作りじゃないと。子供には良いものしか食べさせたくないの…
など、育児に完璧を求めている場合も、仕事との両立が難しくなります。(アレルギーで手作りしなければならないなどの理由は仕方ないですが)
無理をすることにならないように、全てを自分の手で行おうとせずに、ポイントで楽を取り入れることが大切です。
ポイントで楽を取り入れる
ポイントで楽を取り入れるということですが、具体的には下記のように家事を外注したり、便利な家電を使うのがおすすめ。
- 離乳食はベビーフードを使う
- 買い物は食材宅配サービスかネットスーパー
- 夕食づくりはミールキットやお惣菜でもOK
- 家事は週末にまとめて家事代行に依頼
- 洗濯機は乾燥機付きのものを(干す手間がなくなる)
離乳食についてですが、一日のうち一食くらいベビーフードでも何ら問題ありません。
うちも会社勤めしているときはほとんどベビーフードでしたが、息子は何の問題もなく元気です。好き嫌いもありません。
また、ミールキットやお惣菜を使って積極的に料理の工数を減らしていきましょう。
掃除はまとめて週末に行うか、家事代行に依頼してしまうのも良いですよ。
洗濯してから干す手間をなくす意味で乾燥機付きの洗濯機は重宝します。
抜ける手はとことん抜いておくのがおすすめ。ママが無理しても良いことないです。
▼食材宅配サービスは買い物に行く手間が省けておすすめ。行き帰りの電車内でネットから注文できます。
家事の負荷が大きい
上記に付随してきますが、夫婦間で家事の負荷が平等ではないと気持ちが滅入ってしまいます。
家事を分担できる人がいる場合は、積極的に手を借りましょう。
でも、夫の方が帰りが遅いから…
そう仰る人もいますが、その分ママは育児を負担してますよね。
何か一つでも良いので分担できると、気持ちが楽になりますよ。
夫は対応できないのか?
子供に関しても、家事に関しても、『ママじゃなきゃダメ』をつくらないことが大切です。
夫だと子供を病院に連れていけない、料理ができない、ものの場所がわからないetc…
このようなことを日頃から共有しておくと、家事育児がスムーズです。
我が家では冷蔵庫にホワイトボードを貼って、そこに共有事項を書いていますが、これがなかなかおすすめ。
旦那さんの帰りが遅い家庭はぜひ導入してみてください。
まとめ
育児と仕事の両立は本当にしんどいです。
慣れてきても次々とアクシデントが発生するため、その度に工夫して乗り越えていかなければなりません。
私は『きつい』と思う原因を究明し、それに対し対処をしていくことで、何とかなるようになりました。
頼れる人は頼ったり、サービスはフル活用したり、毎日の忙しい育児と仕事を何とか乗り越えていきましょう。
働くお母さん、今日もおつかれさまです。