連休明けの登園時に子どもが号泣してママと離れるのを嫌がるケースは多いようです。今回は保育士の友人に聞いた”連休明けの登園で子どもが大号泣する理由とその対処法”をお伝えします。
せっかく慣らし保育でスムーズに登園できていたのに、ゴールデンウィークが明けたら子どもが登園時に大泣きするようになっちゃって、見ているのも辛い。仕事休もうかな…
ちょっと待って!連休明けの登園時に大泣きするのは、思いのほか良くあることのようですよ。
今回は、連休明けの登園時に子どもが大泣きする理由と対処法を保育士の友人に聞いてまとめてみました。
*この記事からわかること*
- 子どもが連休明けの登園時に大泣きする理由とその対処法
- 登園時の大泣きは愛情不足が原因ではない
連休明けの保育園登園で子どもが泣く理由
慣らし保育が終わって保育園にも慣れてきた頃、ゴールデンウィークがやってきます。せっかく保育園のリズムに慣れてきたのに、連休明けの登園で子どもが大号泣!
連休明けの登園時に子どもが大号泣するのには、こんな理由があるようです。
連休中ずっとママと一緒にいたので寂しいから
連休中は仕事が休みになるので、当然ママとずっと一緒。
いきなり保育園が始まって、ママと引き離されたらそれはそれは寂しいのだろうと思います。
お休みが長ければ長い分、休み明けの大泣きはひどくなるかもしれません。
イヤイヤ期に入ったから
今までスムーズにニコニコ登園していたにもかかわらず、いきなり大泣きするようになった…。もしかしたら、それはイヤイヤ期かもしれません。
お休み明けで気分が乗らず、保育園に行きたくない…そんなほぼいちゃもんに近い理由で、大泣きしている場合があります。
単純にママと離れたくないから
これはもう単純にママと離れたくないだけ。
子どもはほとんどの場合ママが大好きですから、一時たりとも離れたくないのです。
好かれているのはとっても嬉しいことですが、子どもが泣いているのを見るのは辛いものがありますね…。
連休明けの保育園登園で子どもが泣いてしまう時の対処法
それでは、連休明けの登園時に大泣きしている子どもに対してどんな対処ができるのか、次で解説します!
しっかり目を見て「いってきます」
子どもが他のものに気を取られているうちにさっさと仕事に行ってしまうのは絶対にやめましょう。
ママも子どもに大泣きされるのは辛いので、なんとか気が逸れている間に出発してしまいたい気持ちは本当にわかります。
しかし、大好きなママが知らないうちに自分を置いていってしまったら、まだ状況が良くわからない子どもでもかなり悲しい思いをするでしょう。
出発時には、子どもの目をしっかり見て、「いってきます」と言ってあげてください。
ママが仕事に行っても、必ず帰ってきてくれると子どもが理解するには時間がかかりますが、いずれ理解して送り出してくれるようになります。
いつまでも続くものではないと割り切って
登園時の大泣きは、保育園の環境に慣れ、仲の良いお友達や好きな先生ができて、徐々になくなっていきます。
大泣きされると子どもが保育園で辛い思いをしているのではないかと心配になりますが、そこは保育士さんもプロ!
楽しく遊んで保育園に慣れる工夫をしてくれているはずです。
また、意外と数分で泣き止んでケロッと遊んでいることも多いようですよ。
いつまでも続くものではないと割り切って、
かわいそうだからと保育園を休ませるのはNG!
子どもがあまりにも泣いていると、ついつい保育園を休ませて一緒に遊んであげたくなります。
しかし、そこで休ませてしまうと、『泣いたら保育園をお休みしても良いんだ!』『ママが一緒にいてくれる』と、子どもを変な方向に期待させてしまいます。
そして、朝の大泣きがいっそう酷くなる…なんてことも。
毎朝保育園に登園するのが習慣になれば、自然と大泣きする頻度は減ってきますので、辛いところですが母子ともに耐え忍びましょう。
泣いている子どもを叱らないで!
子どもが泣いているとなかなか保育園を後にできず、 仕事を控えているママは焦ってしまいますよね。
ついつい「そんなに泣いていてもしょうがないでしょう!」なんて叱ったりしてしまうこともあるかもしれません。
でも、そこはグッとこらえて、叱らないようにしましょう。
ただでさえ寂しくて泣いているのに、そこでママに叱られたらとっても悲しい思いをすると思いませんか。
言葉がわからない子どもでも、しっかり話しかければ意外と伝わっているものです。
登園時に大泣きされると愛情不足が心配になる?
保育園登園時に子どもに大泣きされてしまうと、『日頃から寂しい思いをさせているせいなのか』『愛情不足だから泣いているのか?』と心配になってしまうこともありますよね。
結論から言うと、登園時に大泣きするのはその子の個性。
愛情不足かどうかはこの時点であまり関係がありません。
そして、当然保育園の先生たちもお母さんの愛情が不足しているなんて思っていませんん。
日頃から子どもに愛情を注いでいるのなら、愛情不足は気にしない方が良いでしょう。
まとめ
登園時に子どもが大泣きする理由と対処法についてお伝えしました。
今回のポイントをまとめたものが下記になります。
- 登園時の大泣きはいつまでも続くものじゃないので安心して
- 子どもの気が逸れているうちに出発はNG
- 登園時の大泣きは愛情不足が原因ではない
子どもに大泣きされると本当に辛くなりますが、上記の3点に留意して乗り切りましょう…!
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